2022年4月からの保険適用、私の体外受精はどこまでが範囲?
こんにちは。HYPかなこです。
今は2022年の3月末…じゃなくて、4月1日になっちゃいました!
あっという間に、不妊治療の保険適用が始まりましたね!!!
今年から体外受精を始めた私。
自費診療の時期と保険適用の時期が被るけど、切り替え時に治療途中だったらどうなるの?
5月で40歳になるんだけど,胚移植の回数は?
などの疑問を持っていました。
厚生労働省のホームページを見てみると、そのへんの不安は解消されました!
こちらの記事は私が情報を見ながら自分で解釈している部分もあるかと思いますので、正確で詳しい情報を知りたい方は厚労省のページをご確認くださいね。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/boshi-hoken/funin-01.html
現在不妊治療の方、そしてこれから不妊治療を行う方は、一度見てみると不安も解消されるかなと思います。最新の情報をご確認くださいね!
では、私が疑問に思っていたところや、私の治療は保険適用になるのか?などをまとめていこうと思います。
私の方で読み取って抜粋してるので、確認はしていますが間違った情報もあるかもしれないです。ごめんなさい。凡ミス多いので先に謝っておきます。
その際は、こちらの記事内にて訂正させていただきます。
またこちらの記事は2022年3月末での情報を見て書いておりますので、今後内容が変わる場合もございます。
私の体外受精の進捗状況について
漫画が1ヶ月前の内容になってきてるので、今現在の状況についてまずはご報告します。
めちゃくちゃネタバレになりますが…!!!笑
そんなわけで、体外受精の進捗ですが…
保険適用前に採卵、適用後に胚移植予定
私の現状として保険適用前の3月に採卵をし、現在凍結胚があります。
(個数についてはノーコメント、ノーリアクションでお願いします…)
移植は保険適用後の4月以降になります。
これはちょうどいい混乱時期の治療ですね!よい教材みたいなアレですね!
というわけで、少しでも参考になればと思います。
体外受精の保険適用について、私の疑問アレコレ
「胚移植前」に保険適用時期に切り替わった場合は?
例えば3月に肺凍結を行い、5月に移植をした場合の胚移植は保険適用なの?
→保険適用前に凍結した胚の移植費用=保険適用のようです。
不妊治療リーフレットQ7より
ただし、3月までの助成金の指定医療機関や学会の登録施設で行ったものに限るようです。
医療機関とご相談くださいと記載されているので、自費診療と保険適用の兼ね合いもあるお思うため、完全に保険適用とは言い切れないかも?
※自費診療と保険診療の混合は不可なようです。そもそもの保険の制度の問題?
体外受精の中で「どの治療が保険適用」になるの?
→基本的な体外受精の治療は保険適用だけど、それ以外はオプション治療扱い。保険適用されるものあれば先進医療として適用されるものもある。
不妊治療リーフレットページ上部より
※先進医療の区分は随時追加されるようなので、きっと今後は増えていくはず。
保険適用=現在だとアシストハッチングや高濃度ヒアルロン酸含有培養液などが該当
先進医療=タイムラプスやALICE検査、SEET法など。子宮内膜スクラッチは条件付き、二段階胚移植は審議中。
※2022年3月現在。随時更新されるかと思いますので、最新情報をご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/content/000901931.pdf
新たに保険適用後される範囲より
※先進医療として取り扱える施設基準もあるようなので,通院中の病院や通院希望の病院に聞いてみるのが一番良いかと思います。ただし4月頭は保険適用の切り替え時期なので、病院自体がかなり忙しいかも。
「40歳になってから治療を開始」したら胚移植は3回まで?
→緩和措置がとられるようで、2022年4月2日から2022年9月30日までに40歳の誕生日を迎える場合は、6回まで保険適用で治療可能
不妊治療リーフレットQ10より
回数=体外受精の回数になります。
5月に40歳となる私の場合は、2022年の3月から治療をしているため、6回まで保険適用となるようです。
もし私が2022年の10月1日から治療を開始していた場合は、3回まで保険適用となるということかな?
保険適用前に市町村の助成金を使った場合、保険適用できる胚移植の回数は減っちゃうの?
→保険診療で行った胚移植のみをカウントするため、40歳未満は6回、40歳以上43歳未満は3回まで
不妊治療リーフレットQ8より
保険適用前に使った助成金はノーカウント。
3月から4月にさしかかった体外受精の「助成金」はもらえるの?
→経過措置として一回は助成金対応になるらしい
不妊治療の保険適用の円滑な移行に向けた支援より
3月までに終了してたら通常通り助成金対象、4月から開始した治療は助成金対象外だけど保険適用
私の場合は採卵が助成金対象になりそうです。
…一回の治療だから、胚移植も対象になるのかな?
採卵〜胚移植までが対象になったら、とぉぉってもありがたい。
年度をまたぐ治療が対象なので、助成金の経過措置対応になるのは一回のみ。
二回は人間の仕組み的にほぼ不可能かな?
そもそも「体外受精の回数って何?」採卵から胚移植まで?移植だけの場合は?
→助成金と同じ数え方になるようです。採卵から胚移植までは一回カウント。採卵せず凍結胚移植でも一回カウント。採卵しても採れなかった場合はノーカウントになるから、胚移植の回数って考えた方が良いかな?
体外受精中に私が使っている薬、保険適用?
→クロミッド 卵を育てる薬。薬価収載済み・薬事承認に関わる手続き中
→フェリング 卵を育てる注射。薬価収載済み・薬事承認に関わる手続き中
→オビドレル筋中 指定時間後に排卵させるようにするやつ。薬価収載済み・薬事承認済み
→ファボワール ピル。未記載?ルナベルやヤーズは
→レルミナ 排卵しないようにする薬。未記載?…適用してくれー!薬で済むから通院回数減らせるし注射より薬価安いらしから税金的にも良いのではー!ちなみにガニレストは薬価収載予定・薬事承認済み
仕事との両立、是非とも…!両立支援等助成金
私の仕事の場合は、上司…というか立場は同じだけど、仕事を仕切っているのが夫なため、仕事の調整が比較的容易です。
ですが、仕事をしながら不妊治療…とくに体外受精だと厳しいと思います。
急なスケジュール変更があるし、待つ時間も長いし、頻繁に通わなきゃならないし。
んでもって、不妊治療って高額だからそもそもお金が必要ですしね。
働かねばならないのに、働けない、通えない状態。
そんな中「両立支援等助成金」という制度がスタートするらしい。
不妊治療に関する支援についてより
不妊治療のために、休暇等を取りやすくするために事業主が協力するなら、金銭を支援するよ!という制度。
支給条件はありますが、是非拡充していって欲しいですね。
そして、仕事と妊活が両立しやすい社会に、子育てしながら働きやすい社会になって欲しいです。
女性「だから」会社員「だから」不妊治療中「だから」母親「だから」…と、治療や仕事など、何かをあきらめざるを得ないという事が減りますように〜。
これ解決したら、少子化も少しは良くなるかもしれないよね!
保険適用のメリットとデメリット
保険適用のメリット
保険適用で費用が抑えられる
今までだと助成金がおりるまでにタイムラグがあるためまとまったお金を準備しなきゃいけなかったけど、それがなくなる
保険適用のデメリット
治療によっては自費診療となり助成金が使えなくなるので、逆に高くなる可能性も…
保険適用の治療中は、保険適用範囲のことしか基本的に出来なくなるので、治療方法が限られてくる可能性がある。
保険適用範囲の拡充
随時新しい治療法が見つけられてるので、早く適用してくれたらありがたいです。
今度の適用範囲の拡充に期待ですね!!!
しつこく言っちゃいますが、これは2022年3月末の段階で私が情報を集めて解釈しているページとなります。
正確で最新の情報は、厚生労働省のサイトをご覧くださいね!
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/boshi-hoken/funin-01.html
保険適用時や切り替え時、いくらかかるのか?
3月に行った採卵や凍結については、一時支払いをしたのみでまだ正式な金額は払っていない状態です。
今度、助成金のことも含めて具体的に金額が決まってくると思います。
その際は、体外受精レポの中で紹介していけたらと思いますのでお待ちくださいね!!
…実際のところ、最終的な手出しの料金はちょっと下がったかな?くらいになると思ってます(笑)
↑都会にくらべて、そもそもの料金体系が比較的安めの設定だと思うので。
ただ、助成金が出ないけどお金がかかっていた人工授精は、確実にありがたみを感じそうですね!!